教えて!
だしと味噌汁の
キホン

「いつもの味噌󠄀󠄀汁をもっとおいしくしたい!」
そんな時はだしを変えてみるのも良いかもしれません。

だしを取るのは面倒そう、と感じる方も、意外と手軽なので一度試してみてください。
天然素材ならではの、香り高いだしのおいしさを感じてみませんか。

かつお節と昆布の合わせだし
(一番だし)

かつお節の「イノシン酸」と昆布の「グルタミン酸」のうま味の相乗効果で幅広い料理に合います。「和食の基本だし」とされ、クセがなく上品な味わいなので、吸い物や薄味の含め煮、だし巻き卵などに使われます。

かつお節の保存方法:原料の魚に含まれる脂質の酸化を防ぐため、使いかけの削り節は、保存用密封袋に入れてしっかりと空気を抜き、冷凍で保存します。1カ月以内に使い切るのがおすすめです。

昆布の保存方法:保存容器または保存袋に入れると、常温で1年間保管できます。乾燥剤は昆布の香りも吸収してしまうので適量を使用します。冷蔵庫は食品のにおいがついてしまうので避けましょう。

かつお節と昆布の合わせだし(一番だし)の材料

  • だし昆布
    約10g
  • かつお節
    約20g
  • 1,000ml(5カップ)
※約800ml(味噌汁約4杯分)のだしが完成します。

かつお節と昆布の合わせだし(一番だし)の作り方

1.

鍋に水と昆布を入れ、1時間以上おく。

2.

鍋を弱火にかけ、弱火で10分ほどかけて煮出し、昆布の端に小さな気泡が付き始めたら昆布を取り出す。

3.

そのまま火にかけ、沸騰したら火を止め、かつお節を入れる。

4.

菜箸でかつお節を水面に広げ、鍋底に沈むまで1〜2分待つ。

5.

布、キッチンペーパー等を敷いたザルで静かに濾す。
POINT
えぐみが出るので、だしがらを強く絞らない。
だしがらは
・刻んでお好みの調味料で炒めてふりかけに
・煮物や炒め物に混ぜて
・味噌汁の具として
などにおいしく活用いただけます。

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