自然は答えを知っている

「ととのえる」レシピのご紹介

体調のバイオリズムの変化や忙しいスケジュール、年齢による不調など、からだの調子が乱れてしまう時があります。 私自身、幼い頃からアレルギー体質で、もともと免疫が強い方ではありません。 これまで、自分のからだをととのえるために、さまざまな方法を試してきました。

からだの声に耳を澄ませ、自分に合うものを取り入れる。 そうすると、コンディションのベースが整い、気持ちも前向きになり、顔つきまで変わってくるのを感じます。

日々の免疫や活力を高めるために、私が日常に取り入れている「ととのえる」ルーティンレシピを二つご紹介します。

甘酒のゴールデンパワードリンク
<新感覚甘酒『晴れのち糀』+ ターメリック、マカ、生姜>

甘酒のゴールデンパワードリンク

『晴れのち糀』は、麹由来のクエン酸による自然な酸味が特徴の甘酒です。 米と米麹の発酵がもたらすやさしい甘さに、白麹によって生まれるクエン酸の爽やかな酸味が加わり、すっきりとした味わいに仕上がっています。
この甘酒に「ターメリック」「マカ」「生姜」を加え、免疫とエネルギーをブーストするゴールデンパワードリンクに。

ターメリックは、ヘルシー志向の高まりとともに注目されるスーパーフードで、抗炎症・抗酸化・免疫サポート・消化促進・美肌・認知症予防・肝機能の保護・二日酔い防止など、多様な効果が期待されています。(*1)

現在、欧米のウェルネス市場では「ターメリックチャイ」「ゴールデンミルクラテ」「ターメリックジュース」などが人気を集め、SNSでも広く紹介されています。

マカには更年期症状の緩和、気分の安定、エネルギー回復効果があり、 生姜には強い抗炎症・抗酸化作用があり、消化機能の改善、免疫サポート、血行促進など、まさに自然の力が凝縮された食材です。(*2)

私自身、ターメリックとマカを生活に取り入れてから、虚弱体質ぎみだった体のコンディションが底上げされたように感じています。
また、このゴールデンパワードリンクを飲み続けたとき、目尻の小じわが目立たなくなり、肌にツヤとハリが出てきたという実感もありました。

甘酒の米麹エキスに含まれるグルコシルセラミドなどの脂質成分が、皮膚のケラチノサイト(表皮細胞)でセラミド合成を促し、バリア機能を支えるセラミド量を増やす可能性があるとされています。(*3)

さらに甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれ、腸内環境の改善、疲労回復、免疫サポート、美肌作用など、多方面で健康を支える発酵飲料。(*4) からだの内側からバランスを整えてくれます。
今回ご紹介するこのドリンクは、ターメリックの苦味が苦手な方でも飲みやすく、 『晴れのち糀』の濃厚な甘みと爽やかな酸味が、ターメリック特有の風味をまろやかに包み込みます。

甘酒のゴールデンパワードリンク

甘酒のゴールデンパワードリンク

材料(カップ1杯分)

  • 『晴れのち糀』 150ml(約1/3ボトル)
  • お湯 150ml
  • ターメリックパウダー 小さじ1
  • マカパウダー 小さじ1
  • 生姜すりおろし 親指大

作り方

  1. 生姜をすりおろす。
  2. カップに『晴れのち糀』を入れ、お湯を加えて混ぜる。
  3. ターメリックパウダー、マカパウダー、生姜を加えてよく混ぜる。

気温がぐっと下がる季節に、自然の恵みでからだと心をあたためてくれるホットドリンクです。

塩麹でととのえる鶏ハム(サラダチキン)と鶏の出汁スープ

次にご紹介するのは、『生塩こうじ 麹の花』を使った二品同時レシピ。 鶏ハムを低温調理した際に出るドリップ(鶏と塩麹の旨み)をスープに活用する、時短かつ美味しさを逃さないアイデア料理です。

塩麹は、消化促進、腸活、美肌、疲労回復、血圧サポートなど、麹が持つ自然の力を手軽に取り入れられる発酵調味料。(*4) 『生塩こうじ 麹の花』は国産米と天日塩で仕込まれ、麹由来のプロテアーゼが食材を柔らかくして旨味を引き出します。塩分控えめで、毎日の料理に使いやすいのも魅力です。

鶏胸肉を『生塩こうじ 麹の花』で揉み込み、低温調理でしっとりと仕上げます。 ドリップをスープの出汁に使うことで、無駄なく滋味深い一皿に。

塩麹でととのえる鶏ハム(サラダチキン)と鶏の出汁スープ 塩麹でととのえる鶏ハム(サラダチキン)と鶏の出汁スープ

材料

<鶏ハム>

  • 鶏胸肉 1枚(約300g)
  • 『生塩こうじ 麹の花』 大さじ2
  • 大さじ4
  • にんにくすりおろし 1片
  • 生姜すりおろし 大さじ1

<鶏の出汁スープ(2人分)>

  • 鶏ハムのドリップと水 400ml
  • 刻みネギ 少々
  • 塩・こしょう 各少々

作り方

  1. にんにくと生姜をすりおろす。
  2. 耐熱袋に鶏ハムの材料をすべて入れて揉み込み、空気を抜いて一晩寝かせる。
  3. 袋のまま65℃のお湯に入れ、1時間低温調理。
  4. 鶏ハムを取り出して食べやすい大きさにカットする。
  5. 残ったドリップを鍋に入れ、水とネギを加えて中火で温め、塩・こしょうで味を整える。

お好みで、鶏ハムを仕込む耐熱袋にバジルやオレガノなどのドライハーブを加えてイタリアン風にしたり、スープにトマトを加えてアレンジするのもおすすめです。

私は鶏胸肉を購入すると、すぐに『生塩こうじ 麹の花』と酒を袋に入れて冷凍します。 料理する前日に冷蔵庫で解凍し、あとは低温調理するだけ。 忙しい日の食事づくりに、この“仕込みストック”がとても役立っています。

自然が与えてくれる「ととのえる」力

私は、自身が取り組むオーガニックコットンブランド「SkinAware(スキンアウェア)」を通じて、オーガニック素材や植物染料(ボタニカルダイ)など、自然の力がもたらす豊かさを学んできました。

その中で確信したのは―― 自然は、いつも私たちに必要な答えを知っているということです。

現代では、即効性を求めて化学的な方法に頼りがちですが、自然がもたらすものは一過性ではなく、からだ全体を根本からととのえてくれます。

そして自然の力の素晴らしさは、「単一の効果=シングル・ファンクション」ではなく、「複合的な効果=マルチ・ファンクション」を持っていること。

たとえばコットンという素材は、夏はさらっと涼しく、冬は空気を含んでふんわりと温かい。 化学繊維のように「冷やす」「温める」といった単方向の機能ではなく、 自然素材には気温や湿度に応じて心地よく、ととのえる力が備わっています。

甘酒や塩麹といった発酵食品も同じ。
自然の力がぎゅっと詰まった「ととのえる」スーパーフードです。
消化や免疫、肌、疲労回復など、多方向から働きかける複合的な力を宿し、偏りのないバランスで、私たちのからだを内側からととのえてくれます。

自然がくれる答えに耳を傾けながら、 自分のからだとこころをやさしくととのえる
―― そんな日々を大切に過ごしていきたいですね。

可児ひろ海(かにひろみ)

筆者プロフィール

オーガニックコットン ライフスタイルブランド
「SkinAware」スキンアウェア 代表・デザイナー
可児ひろ海(かにひろみ)

2001年東京コレクションにてレディスブランド COCOON(コクーン)立ち上げ、女性の強さと柔らかさが同居したコレクションは、女優、シンガーなどのアーティスト達からも支持された。
2004年 Skinware (スキンウェア)をスタート。一時休止を経て、2013年ブランドを再開。2017年 “Awareness” (=気づき)をコンセプトに「SkinAware」(スキンアウェア)にブランドリニューアル。

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