味噌の塩分
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味噌というと「塩分の摂りすぎが心配」という人は少なくありません。
ところが味噌は、単なる調味料ではなく、高い機能性もあり、栄養的にも優れているのです。
また、味噌汁にすることで、その具からも栄養が摂取できます。
お椀1杯で約1.2gです
味噌料理をつくるとき、大量に味噌を使うことはないので、塩分の量は多くはなりません。
味噌汁お椀1杯の塩分は約1.2gで、一品の料理の食塩量としては、実は少ない方なのです。1回の食事に1杯なら、食塩摂取量の目安とされる塩分量(男性9g未満/女性7.5g未満)を、味噌汁のためにオーバーしてしまう心配はありません。
カリウムの多い
具だくさんの味噌汁がおすすめ
決して多くはない味噌汁の塩分ですが、それでも気になる場合には、具を工夫することで解消されます。
特に、カリウムを多く含んだほうれん草、春菊、いも類などが、塩分の体内吸収を防いでくれます。
また、食物繊維の多いわかめ、ごぼう、こんにゃくなども、同じように塩分を体外に排出する働きがあります。
味噌汁レシピと使用具材のナトリウム量とカリウム量
毎日の味噌汁。いろいろな具材をあわせて塩分量の調整だけでなく、味・見た目・食感も楽しみましょう。