lesson 08味噌で「スリムな身体つくり」
薄着になる時期は特にボディラインが気になります。
炭水化物に頼らない、こんにゃくを使った低カロリーのダイエットメニューで、
スリムな体を手に入れましょう!
毎年暖かくなってくると、薄手の服や肌の露出度が高い服を着たくなりますね。そこで気になるのがボディライン。思いつきで始めるダイエットは、あっさりしたそうめんやサラダうどんなどの登場回数が多くなります。確かに冷たい麺類は食べやすいけれど、体にとっては意外にダメージが強いのです。
精製された小麦粉から作られるそうめんやうどんは、GI値(グリセミックスインデックス) が高く、血糖値を急速に上げます。そのため、いくらカロリーが低くても体を太りやすくするインシュリンというホルモンが大量に分泌され、脂肪を抱え込もうとします。
また、麺類のメニューはたんぱく質の摂取量が少ないため代謝が下がります。代謝が下がると水分大量摂取によってむくみもよく起こるのです。特に暑い時期は大量の汗をかくため、多少の塩分摂取も必要になってきます。
今回ご紹介する"こんにゃくそうめんの冷や汁仕立て"は、市販のそうめんにひと工夫するだけで、良質なたんぱく質やビタミンA が摂れ、デトックス効果も期待できます。しかも、たくさん食べてもかなりの低カロリー。お腹いっぱい食べられ、ストレス解消にも役立ちます。
鶏胸肉は低カロリーで高たんぱく、さらにビタミンAを豊富に含みます。ビタミンAは肌や粘膜を守る抗酸化ビタミンと言われています。
わかめも低カロリーで食物繊維を豊富に含み、疲れを取り体内の塩分を排泄してくれます。
みょうがや大葉の香り成分はリラックス効果があり、解毒を促します。抗菌作用もあるので、生ものの添え物にすれば食中毒予防としても効果を発揮してくれます。
そして、こんにゃくはおなかの掃除係とも言われ、整腸作用があります。
そんなダイエットにぴったりのメニューには『こだわってます』を使いました。それぞれの味を引き立てながら全体の味を引き締め、香りも活かす。『こだわってます』は、一見脇役のようで実は重要な調整役を果たしてくれています。
このメニューは、味噌の強い抗酸化物資と野菜の機能性成分(フィトケミカル)を一緒に摂れる、一見地味ながら実はスーパーアンチエイジングメニューなのです。