SDGsへの取り組み

ひかり味噌が取り組むSDGs

ひかり味噌󠄀は、世界が直面するさまざまな社会課題を鑑み2019年10月に、企業成長を通じて取り組むべき19のSDGs課題を選定しました。「おいしさと安心を徹底追求した食の提供に努め、世界中の人々の健康で楽しい生活に貢献すること」という使命を未来にわたって実現し続けるため、環境対策、社会貢献活動を体系化し、SDGsが掲げる課題解決に取り組んでいます。その後の社会情勢の変化、それに伴う当社を取り巻く環境変化に対応すべく、2023年にひかり味噌独自の重点課題を3つに再定義しました。

ひかり味噌独自の3つの重点課題

食品業界における重要な共通課題である「3つの削減」を基本方針とした、ひかり味噌󠄀独自の3つの重点課題に優先的に取り組んでまいります。
3つの削減:CO2削減、プラスチック削減、フードロス削減

01 ダイバーシティ~人的資源の尊重と育成多様性の具現化~

世界各国の多様な食の嗜好や食文化に向けて、健康的なライフスタイルに 寄与する商品を発信する企業として、 従業員が健全に働ける環境整備やジェンダー平等などのダイバーシティを推進します。 多様な人材が働きがいを持って健康に働き続けられる環境づくりを推進し、新しい発想と生産性向上による 企業成長を実現します。

  • 目指す姿

      社員一人ひとりの多様性を認め、生活環境や性別、人種を差別することなく安心して働くことができる職場環境の整備や社員教育により、生産性の向上と社員の健康促進を実現します。
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも 経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

02 持続可能なサプライチェーンの構築

大豆、米、塩といった自然の恵みを余すことなく使った伝統食品である味噌を製造するため、当社では世界各地から調達した原料を製造・加工し、市場へ供給しています。それらの工程においては、エネルギーの大量消費や汚水・汚泥の排出など環境に負荷を与える側面もあります。また、原料生産現場における労働問題などのリスクもはらんでいます。

  • 目指す姿

      社内における食品安全文化の醸成、環境マネジメントシステムの正しい運用により安心・安全でエシカルな製品を、安定的に市場に 供給し続けます。
  • すべての人に健康と福祉を
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも 経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 人や国の不平等をなくそう

03 環境配慮型商品としてオーガニック味噌の供給量拡大

「自然の恵み、いただきます。」をブランドコンセプトに掲げ、素材本来のおいしさを大切にした味噌をお届けしています。中でも、環境負荷の少ないオーガニック商品の開発に早くから取り組んでまいりました。オーガニック商品の原材料は、農薬や化学肥料に頼らず、 自然の恵みを生かした農法で育まれています。

  • 目指す姿

      オーガニック食品の啓発活動を促進するとともに、オーガニック商品の拡充および販売量増加を図り、 オーガニックが日常にある食生活を推進します。
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう

19の選定課題

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課題 活動指針
人財 1ダイバーシティー採用と女性活躍の推進 多様な人財が働きがいをもって働き続けられる環境づくりを推進し、新しい発想と生産性向上による企業の成長に貢献する。
2人財育成による事業貢献度の向上 味噌の専門家、ビジネスパーソンとしてステークホルダーに評価される人財の育成を目指して、教育の機会を提供し、社員のスキル向上による事業への貢献を推進する。
3働く人の健康と人権に配慮した組織運営 健康に寄与する味噌を主力商品として扱う社員に対し、健康促進と安心して働くことの出来る職場づくりを推進し、企業ブランド向上を図る。
調達
生産
4持続可能なサプライチェーンの構築
(仕入れから製造に関する課題)
原料・資材の安全性向上と、委託先の食品安全を推進する。
生産 5食の安全・安心の継続的な確保 国際基準による食品の安全衛生管理、法律遵守、品質管理を遂行し、サプライヤーの信頼向上を図る。
環境
生産
6CO2削減と省エネルギー化の推進 生産ラインの効率稼働を模索し、持続的なエネルギーの削減を図る。
7廃棄物の削減と再資源化 生産効率の向上による廃棄物の削減および廃棄プラスティック、脱水汚泥などの再資源化を推進する。
環境 8適正な排水処理による環境保全 脱水汚泥量(有機性残渣)の削減による環境保全を推進する。
9工場近隣の継続的な環境保全 環境マネジメントシステムを運用し、継続的な環境保全を推進する。
環境
社会
10環境情報の開示によるコミュニケーションの推進 サプライヤーに向けた環境報告書の発行および消費者に向けたHPでの情報開示によりコミュニケーションを推進する。
物流 11持続可能なサプライチェーンの構築
(物流エネルギーの削減)
物流効率の向上により、エネルギー削減を図る。
社会 12フードウェイスト(製品ロス)の削減 子ども食堂やフードバンクを活用し、製品ロスを削減する。
開発
マーケティング
環境
生産
13パッケージの環境配慮と省資源化、持続性の確保 味噌󠄀、即席みそ汁のパッケージにおいて、資源の循環型活用に貢献できる材質や新たな加工方法を適切に選択しプラスチックの使用料を削減する。
適切に管理された森から生産された木材やパルプを段ボールや紙容器に使用し、森林破壊の防止に努める。
開発
マーケティング
14継続的な食品ロスの削減につながる商品設計の模索 おいしさ、品質、安心安全を担保しながら、賞味期限を延長することで、食品ロスの削減を推進する。
15食のバリアフリーを意識した商品とサービスの提供 商品開発における食のバリアフリーを意識し、あらゆる人々の豊かな食生活へ寄与する。
開発
営業
マーケティング
環境
広報
16健康的な食生活への貢献 多様な健康ニーズに応える商品・サービスを提供する。
発酵食品である味噌󠄀の食文化を広げ健康へ貢献する。
開発
営業
マーケティング
環境
広報
17環境保全に配慮した安心安全な商品の開発 安心安全なオーガニック商品の開発を推進し、持続的な地球環境配慮を推進する。
社会 18地域社会とのコミュニティ活性化 商品を通じて味噌󠄀を楽しむ機会を創出し、地元地域のコミュニケーション活性化に寄与する。
地域貢献を意識した事業活動を行い、地域とのコミュニケーションを推進する。
19食育活動を通じた味噌󠄀喫食機会の創出 食育活動による将来に向けた味噌󠄀喫食機会の創出、フードバンクを活用した味噌󠄀喫食機会の創出を推進する。

推進体制

代表取締役社長を委員長、広報室長を事務局とした「SDGs推進委員会」を設置して、各部門と横断的な対応を協議しSDGs活動を推進します。

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