SDGsへの取り組み
02 環境に配慮した商品設計
プラスチックごみの環境課題解決に向けて取り組みを開始
オーガニック味噌、オーガニック即席みそ汁を環境配慮型パッケージにリニューアル
ひかり味噌は、近年問題視されているプラスチックごみによる海洋汚染の課題解決に向けた取り組みを開始いたします。 当社が得意とするオーガニック味噌5品とオーガニック即席みそ汁1品を環境配慮型パッケージにリニューアルし、2020年3月より順次切り替えを行い、全国のスーパーマーケットおよび海外市場で販売いたします。
当社は食品メーカーとして、おいしく安心安全な商品を皆様にお届けすることはもちろん、早くから自然環境に負荷をかけることのないサスティナブルの観点を取り入れ、味噌製造に従事してまいりました。その代表がオーガニック味噌です。
オーガニック味噌のリーディングカンパニーとして、オーガニック製品から環境配慮型パッケージへの取り組みを開始いたします。
オーガニック味噌5品のプラスチック容器について、PET素材の一部にバイオマスプラスチックを使用したバイオマスカップ(バイオマス度15%※1)に変更いたします。
バイオマスカップは、従来の石油由来のPET素材と同等の品質を有していることが確認されています。
※1 植物由来の成分を15%含む

12割麹のやさしい甘み。色鮮やかな白粒味噌。

『麹の花 無添加オーガニック味噌』に対して塩分を25%カット。

じっくり熟成させた味噌本来のおいしさを味わえる赤系の糀味噌。

『こだわってます』に対して塩分を25%カット。

じっくりと長期熟成させた芳醇な味わいの粒味噌。
バイオマスプラスチックは、生物由来の有機資源を原料につくられるプラスチックです。 当社が採用したバイオマスプラスチックは、さとうきびを原料につくられています。 また、バイオマスプラスチックはカーボンニュートラルな特性により、焼却処分した場合でも大気中のCO2の濃度を上昇させないとされており、地球温暖化の防止や化石資源への依存度低減にも貢献することが期待されています。 2019年5月に環境省を含む関連省庁の連名で策定された「プラスチック資源循環戦略」のマイルストーンでは、2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入するとしており、今後国内において利用が促進されると予測できます。
オーガニック即席みそ汁の外装は、プラスチックを約80%削減
オーガニック食品を身近に取り入れていただきたいと考え、市場が急成長している即席みそ汁でもオーガニック商品を販売しています。 その代表商品が、味噌はもちろん具材のとうふとねぎもオーガニックにこだわった『有機そだちのおみそ汁』です。 このたび、この商品の外装パッケージについて、プラスチックを約80%削減し、紙とプラスチックの複合素材に変更いたします。 さらに、袋の形態をガゼット袋から合掌袋に変更し、外装袋の縮小を図り、梱包段ボールのサイズも約20%縮小いたします。